お金の計算で困ったらとりあえず時給換算してみる
今は超資本主義社会なので、お金の計算で溢れている時代です。
普通に生きていると色んなところでお金に関して、損か得か、とかそんな話を聞いてしまう。
それ自体は全然問題なくて、そんな話は聞きまくればいいんだけど、聞きまくるとどうしてもよくわかんなくなってきて、最終的にムダな選択をしてしまいがちだと思う。
そんな時の僕の対処法は、とりあえず時給換算してみることです。
例えば今の自分の年収が300万で、年間労働日数が300日で一日8時間働いているとする。
そうすると、3,000,000÷300=10,000円となり、日給1万円
10,000÷8=1,250円となり、時給1,250円となる。
社会保険料とかサービス残業代とかもろもろを全く考慮せずに超単純計算でいくと、このように僕が年収300万円だと、時給1,250円ということになる。
これが一般の人の感覚だとどうなのかわからないが、僕にとってはけっこうもらってるんだなーというちょっと嬉しい感じです。
まあとりあえず基準が1,250円ということで決まったので、色々なケースを楽しく考えてみることにする。
ケース1 〈格安マッサージ 60分3000円〉
凄い肉体労働をした後にはやっぱり「あー疲れたからマッサージしよう!」ってなりやすいです。でも自分の時給で考えると3,000÷1,250=2.4時間分です。
マッサージをしてもらうために2.4時間分わざわざ疲れて働いて、さらにどんだけ疲労が回復するのかわからないけど1時間かけてマッサージしてもらう、すなわち3.4時間かけてプラマイゼロになるという錬金術が生まれる。
まあマイナスにはならないんでいいんじゃないですかね。
ケース2 〈家を買う もろもろで4000万 35年ローン〉
ケース1との金額の差がものすごいですけど、とりあえず計算してみます。
4000万÷35年=1,142,857円(年間)
1,142,857円÷12ヶ月=95,238円(毎月)
95,238円÷30日=3,174円(一日あたり)
3,174円÷8時間=396円(時給)
雑すぎて多分相当間違っているでしょうが、時給1,250円の人間が400円を毎時天引きされると850円にしかなりません。
まあこんなに細かく見なくても、毎月9万5千円飛ぶので相当だとは思いますが(田舎物価計算)
これとはまた考え方が違いますが、
4,000万÷1,250円=32,000
この数字がなんなのかというと、4000万を稼ぐために時給1250円でかかる時間です。
32,000(時間)÷24=1333(日)
1333(日)÷365=3.65(年)
つまり、3年半強寝ずに24時間頑張れば4000万の家が建ちます。
ここで僕が一番言いたいのは、
この3年半強寝ずに24時間頑張るのは、別に労働を通して給料をもらってやらなくても、そのまま家を建てるのに直接時間を当てる、という選択肢をもっとみんな持つべきじゃないか、ということです。
3年半強寝ずに24時間頑張る=
1,250円の仕事を頑張る=
直接家を建てようと試行錯誤する(DIY)
そんなん無理やろって普通思いますけど、僕は自分で家を1年間頑張って建てた人を見たので、できるんちゃうんって思ってしまいます。
廃材天国 ←こちら
そんなわけで、僕はけっこう何かモノを買ったりする時には、自分の時給で換算して買うか自分で作るか決めるので、最近は自分で何かを作れる幅が増えたら、いちいち労働を通じて自分の時間を通貨に換算しなくてもいいなあーとか思ってます。
終わり